合気道とは
合気道とはなんぞや
最近の合気道は、武道なのか老若男女問わずの健康維持のレクレーションなのか位置付けが分からないと思います。本来の合気道は武道・武術です。相手が力の強い相手も力を入れずに技だけをただ稽古するのでは、ダンスと同じで合気道ではありません。
合気道開祖・植芝盛平先生の当時の稽古法
合気道開祖である植芝盛平先生が最晩年80代の時にやられていた稽古法が、現代の合気道の稽古です。合気道開祖の植芝盛平先生が、20、30代で現代の合気道の稽古をしていたかと言うと絶対していません。最晩年になり削ぎ落とした結果、現代の合気道稽古になりました。達人になるまでには、時間や段階があります。段階を経て削ぎ落として現代の合気道稽古になるなら分かりますが、入門して直ぐに達人の合気道稽古をしても間違いなく上達しません。もっと段階を経て合気道稽古を伝えていかないと行けません。達人の稽古を何十年毎日やっても達人にはなれません。そこまでの過程を踏んでいないからです。当館（合気道名古屋道場）は段階を経て合気道稽古を伝えます。やはり人を上達させて本物にさせるには、過程を踏ませてあげるしかありません。そして、教える側に本物の合気道を知っていないと行けません。だから教える方も日々合気道の稽古を怠りません。合気に終わりはありません。
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