合気道名古屋道場稽古

合気道の稽古とは現代合気道との違い

合気道とは相手の力を利用するから力は全くいらないは素人の考えです。本当は身体を鍛えないと合気は出来ません。筋トレの様な西洋的な鍛え方をしては合気は遠退くだけです。身体をどれだけ一つに出来るかです。身体の統合力が合気を可能にします。先ずは、その土台を作らないと行けません。土台は足裏から始まります。足裏から頭、指先まで力を伝える事が出来るか、またそれをキープする事が出来るかです。更に構える事は難しく、ここまで出来たら完成の域でしょう。合気の土台が合気道の技を使いこなせる。合気の土台が出来たら神業も現実の物となります。現代の合気道の稽古ばかりしては、何十年経っても絶対に合気は使いこなせません。断言出来ます。

何故、合気道の稽古をするのは何の為か?と聞かれれば答えは色々あると思うのですが、その1つに身体を整える、というのがあると思います。
呼吸を整え、姿勢を整え、身体を整えていく。
稽古をして力を消耗した、というのは勿論あるけれど身体が整った分、無駄な部分が少しずつ削ぎ落とされていくのだと思います。
その結果、身体が軽くなる。元気になる。
実際、私自身も少し体調が悪くても稽古をする事でそれが改善された経験があります。
無理は禁物ですが…。
稽古をして身体を壊すようでは意味がない。というか、多分稽古のやり方を間違えているのだろうな、と思います。
そういう気づきも含めて、身体を整えるということを考えていけたらなと思っています。

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