Student’s Voices合気道大阪道場の生徒の声
其の壱 (30代男性)
幼い頃にいじめられた経験がある私は、常に心の何処かに「怯え」の様な感覚を持ち続けていました。以前からそれを克服したいと、座禅を組む等のメンタルトレーニングを模索し続けてきました。しかし同時に、「心技体」というように、「心」だけではなく「技/体」の鍛錬も必要なのではないかと感じながら、実際の行動に移せていませんでした。
世の中、何が起こるか分からない。場合によっては、理が通らない状況に出くわすかもしれない。特に男性はそうだと思うのですが、拳のみがモノをいう局面があるかもしれない。そんな時でも動ぜず対処することが出来れば、きっとどのような場面でも乗り越えていける。そしてそのためには、「心技体」が完全に充実している必要がある。そう思ってはいました。
1年ほど前、ネットで護身術の道場を探していた時、合気武術に出会いました。稽古を見学した際、「合気武術はスポーツや競技ではなく、純粋な「強さ」を追求する武道だ」と言われました。
日々の稽古に励みながら、本当にそうだと実感しています。此処で努力を続けていけば、必ず「心技体」を高いレベルで充実させることが出来る、そう信じています。
其の弍(シニア 70代男性)
私が合気道合気武術に入門してはや2年になります。まだまだ未熟ではありますが、本当の武道の奥深さを強く感じた2年余りでした。
若い時から40数年、空手といろんな流派を渡りながら修行してきましたが、果たして本当に強く慣れたのか、疑問に感じることも少なからずありました。
話は変わりますが数年前、熊に襲われた方が空手でクマを撃退したと、テレビで報道されていました。
私は以前猫について書きましたが小さな猫と戦っても人間は容易に勝つことはできないでしょう。動物は想像以上に強靭です。もし熊と戦って勝ったとすれば、それはよほど運が良かったのか、偶然が重なったとしか思えません。
武道や護身術を心得ていてもよほどの達人でない限り、あらゆる外敵から身を守ることがいかに難しいか。そのような例はたくさんあります。
たまたまうまくいった、運が良かった、そんな事例が多いのです。
生兵法は大怪我のもととはよく言ったもので、その辺りを心して修練しなければなりません。いくら高等な技術を習得しても、突然の戦いとなれば数秒の遅れ、数センチの狂いが命取りとなります。平和な今の時代では経験しないでしょうが、戦いとはいかなる場合でも、戦場にいるのと何ら変わりがないのです 。本当の護身術とは兵法そのものだと思います。
其の参 (20代大学生
いざと言う時、自分の身を守れる術はないかと思い入門しました。
合気道・合気武術の基本とも言える腹を入れる動作。腹を入れる事により、気持ちの面でも腹が座ります。技術面では、簡単な事で言うと電車などの揺れに強くなったりと。
しかしこれを技に応用するとなると一筋縄では行きません。日頃の積み重ねが、大事だと、しみじみ思わされます。そんな奥が深い流派です。
其の弍(シニア 40代男性)
私が合気道、合気武術に出会ったのは47歳の時でした。
護身術に興味を持っていたところ、合気道・合気武術の技術書を見る機会があり、その動きの強さ、その美しさに単純にすごいなと感じました。やるならこれだと思い、当時は大阪に支部がなかったので愛知県支部で体験稽古をさせていただきました。
体験してみて感じたことは力の方向性 = 線上にまっすぐ出す、や、体軸の移動で力を出す 、ということが腰の回転運動しか知らなかった自分にとっては、大きな驚きでした。難しい動きではありますが、その後入門し、まっすぐに力を出せるようになるべく稽古をしています。
日々継続して稽古をしていると、必ず何かしらの発見があります。今の自分よりいい感じの動きができることが有ります。その良い動きを大切に、その感覚を再現できるようにと、繰り返し稽古を行っています。
漠然と動きをこなすのではなくゆっくりと噛み締めながら自分が感じた感覚を大切にして稽古をこなす(この時に先輩方から掛けられた言葉が思い起こされます)そして次回にまた、動きを先輩方に指導して頂き、修正してもらう(我流にならなないように)事によって上達していくのだと思います。
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